屋根塗装を自分で行って失敗した体験談

屋根の色が古くて汚れていることに気づいたのは、最初は雨漏りがしたためでした。 雨漏りの原因を調べるために屋根に上がった際に、屋根の状態を見たところ古くなっていた塗料がはがれ落ち、傷んでいることに気づきました。 隣の家と比べても屋根の色が褪せていたため、美観の面でも改修が必要だと判断しました。 屋根が傷んでくると雨漏りの原因になるだけでなく、防水性が低下しているため、雨水の浸入による損傷やカビの発生、断熱性能の低下などもおきてくるので、心配になり業者に相談しました。 見積りをすると屋根の塗装だけでもかなりの費用がかかり高いと感じたので、自分で屋根塗装の工事をすることにしました。 最初は楽しみにしていたDIYの塗装作業でしたが、思った以上に大変でした。 塗料を選ぶことから始めましたが、種類が多くどれが自宅の屋根に適しているかわからず、ネットで調べたり店員さんに聞いたりしました。 結局、高価な塗料を選んでしまい予定していた費用がオーバーすることになりました。 塗料の下準備から始めましたが、清掃作業が思った以上に取り組みにくく、かなりの時間を必要としました。 何度洗浄しても落ちない汚れやカビがあったり、屋根の形状によって作業が難航することもありました。 さらに、塗料の塗り方にも苦戦しました。均等に塗ることが難しく、塗りムラが生じたり、手口が悪いと塗りすぎてしまい色の濃さに差が出てしまったのです。 そのうち、屋根にも足場を組むことになり高所作業になるので、怖くて作業が手につかなくなり、上手く塗装できず最終的には失敗に終わってしまいました。 結局、塗装を全部やり直して業者に頼ることになり、高い費用がかかってしまいました。 塗装を自分で行う場合は、下調べや専門的な知識、そして高所作業が必要になるため、工事の経験がなければ業者に任せた方が安心です。 屋根塗装の改修は家の寿命を延ばすだけでなく、快適な生活を送るためにも必要な工事なので、素直に最初から業者に任せた方がいい事を改めて実感しました。