外壁塗装の目的は人それぞれ

近所の人①、「外壁塗装をするの?」
私、「そうなんです」
近所の人①、「家を建てて、もう10年になる?」
私、「いえ、まだ7年です」
近所の人①、「7年で外壁塗装をするなんて景気が良いね」
私、「そんなんじゃないですよ、実は〇〇なんです」

日課であるウォーキングをしていると、先程とは違う別の近所の人が、「外壁塗装をするんだって?」
私、「もう耳に入りましたか?」
近所の人②、「ああ。実は、うちも隣が〇〇で困ってるんだ」
私、「外壁塗装が良いらしいですよ」
近所の人②、「そう言うけど、外壁塗装で出来る厚みなんて、高が知れてるだろ?」
私、「そうですけど、何もしないよりは自己主張になるかと思いまして」
近所の人②、「外壁塗装が完成したら、どんなものか教えて」
私、「はい」

外壁塗装の業者さんが、日程などの打ち合わせにやって来た。
私、「外壁塗装を行う看板を設置出来ますか?」
業者さん、「出来ますよ。外壁塗装のことで何か言われました?」
私、「そうでは無いんですけど、設置する看板に何が書かれるのですか?」
業者さん、「施工主や外壁塗装の期間などです」
私、「塗料に付いて書くことは出来ますか?」
業者さん、「書くことは出来ますよ、塗装業者だから」
私、「あっそうですよね」
業者さん、「何を書きましょう?」
私、「外壁塗装の目的でも、塗料の性質でも、どちらでも良いのですが、防音目的であることを書いて頂けますか?」
業者さん、「分かりました」
外壁塗装を知らせる看板に、防音目的であることを、わざわざ書いてもらったのは、長年、隣の家の騒音に悩まされているから。
その看板を見た隣人には、嫌な顔をされたが、同じく騒音で悩んでいる方には「良くやった」と褒められた。