私の母方の実家、つまり親戚の家が築20年を迎え、外壁と屋根の塗装工事を行うことになりました。親戚は高齢ということもあり、私が業者選びの相談や、工事中の立ち会いなどを少し手伝うことになった際の話です。
工事を検討し始めたきっかけは、外壁を指で触ると白い粉がつくチョーキング現象が目立ってきたことでした。また、屋根のカラーベストも色がすっかり褪せてしまい、所々に苔が生えている状態。親戚は「まだ大丈夫だろう」とのんびり構えていましたが、放置すると雨漏りや木材の腐食につながると聞き、慌てて信頼できる地元の業者さんを探すことにしました。
数社から相見積もりを取りましたが、一番の決め手は、今の壁の傷み具合を写真で見せてくれながら、塗料のグレードによる違いを丁寧に説明してくれた担当者さんの誠実さでした。今回は、耐久年数とコストのバランスが良いシリコン塗料を選び、屋根には真夏の暑さ対策として遮熱塗料?を提案してもらいました。
工事が始まると、まずは足場の組み立てです。大きな金属音が響くため、事前に近隣の方へ挨拶回りをしておいて良かったです。その後、高圧洗浄で長年の汚れや苔を一気に洗い流していくのですが、この段階で家の色が一段明るくなったように見えて驚きました。
塗装の工程では、下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが基本とのこと。職人さんが丁寧にローラーで塗り進めていく様子を親戚と一緒に眺めていましたが、どんどん艶が出てくる外壁を見て、叔母も「自分の家じゃないみたい」と嬉しそうにしていました。特にこだわったのは色選びです。以前はベージュ一色でしたが、今回は樋や雨戸を濃いブラウンにして引き締めたことで、とてもモダンで高級感のある仕上がりになりました。
工事期間は約2週間。天候にも恵まれ、トラブルなく完了しました。新築のような輝きを取り戻した家を見て、親戚も「これでまた10年は安心して暮らせる」と心底ホッとした様子でした。