耐用年数と保証期間

塗装作業において仕上がりも重要ですが、同じく、耐用年数も気にすべきです。それまで耐用年数と保証期間を混同していました。耐用年数は塗り替えをしてから年月が経って、再び塗り替えが必要になるまでの期間で、塗膜の劣化を確認しておかなければなりません。色あせから剥がれるまでには数年もの差があります。これは外壁や屋根塗装でなくとも、DIYで内装やインテリア小物の塗装をしても同じことです。問題になるのは、どの時点で塗り替えをするのかです。言い換えると、どの時点まで耐用させられるのかということになります。DIY店で聞いた話しでは、塗料メーカーではチョーキングを塗り替え時期の基準にしていることを教えてくれました。なので、塗料の缶をチェックしてみれば、10年の耐久性と記載してあれば、塗り替えて10年間は色あせからチョーキングまで起こらないということになり、浮きや剥がれは含まれていないことになります。保証期間というのは、塗料の品質や塗装の作業自体に問題があって、短期間で塗膜が剥がれたり、膨れたりした場合に、施工側が無償で補修する期間をいうようです。でも塗装工事の保証っていうのは、個人的見解ですが、微妙な問題だと思います。塗料が塗られて初めて価値を持つ製品だからで、我が家みたいにDIYで異常が発生しても、塗料そのものが悪かったのか施工のやり方なのか、下地そのものに変化があったのかあやふやです。保証はダブルでつけることは必要になるでしょう。

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